プレゾン2幕セリフ

 今日見ての補足修正です。




「父は僕が芸能界に入りたいと言った時、自分のやりたいことならと何も言いませんでした。母も何も言いませんでした。デビューしてもかわりませんでした」

「すべてが順調だと思っていた時、あの事件が起こりました。僕が芸能界の人間でなければ、誰にも知られることもなく、親父やお袋に迷惑かけることはありませんでした。それでも、何もかわりませんでした。目が合うたびに笑ってくれてそれが辛かったです。ある夜、二人が話しているのを聞いてしまいました。『私たちの何かが間違ってたから、あの子はあんなことをしてしまったんじゃないか』違うんです。悪いのは僕なんです」

「あの事件のあと、寺に籠るしかないと思いました。でも、母のそばにいたかったんです。母の喜ぶ顔が見たかったんです。でも、何年かぶりに毎日僕に会えることを喜んではくれませんでした」

「この舞台に出られることが決まって一番喜んだのは母でした。『もう戻ってきたらあかんよ』と母は言いました。『俺がおらななったらさみしがるくせに』と言ったら母の鉄拳がとんできました。『今度戻ってくるようなことになったら今度こそお寺で修業せなあかんで』と言いました。母の手はあったかかったです」

「少年隊の皆さん、このような素晴らしいステージに出させていただいてありがとうございました。僕の先輩でもあり友人である滝沢君、錦戸亮。迷惑かけてほんまごめん。他のエイトのメンバー、NEWSのメンバー、ごめんなさい。今日この場を提供してくれたお客さん、ありがとうございました」

「過去を背負って、ゼロから再出発します」